倉吉市議会 2002-03-05 平成14年第2回定例会(第2号 3月 5日)
内陸型工業団地については、県が候補地の調査のため最初に予算計上したのが、たしか平成6年、その後、倉吉市での開発候補地調査という方向が出され、富海、和田と候補地が転じ、今年度、小鴨蔵内地区での開発可能性調査が実施されたところであります。この7年余りの間にバブルの後遺症は一層深刻になり、候補地が二転三転している間に日本経済の停滞はさらにひどくなったような感もあります。
内陸型工業団地については、県が候補地の調査のため最初に予算計上したのが、たしか平成6年、その後、倉吉市での開発候補地調査という方向が出され、富海、和田と候補地が転じ、今年度、小鴨蔵内地区での開発可能性調査が実施されたところであります。この7年余りの間にバブルの後遺症は一層深刻になり、候補地が二転三転している間に日本経済の停滞はさらにひどくなったような感もあります。
中部地域活性化の観点から、県営内陸型工業団地が倉吉市を候補地として選定され、平成11年度には開発候補地として和田地区に絞り込まれ、平成12年度に開発の可能性が検討されましたが、分譲予定価格が目標額を大幅に上回ることから中止されたところであります。その後、県当局に働きかけをいたした結果、この9月県議会において小鴨・蔵内地区を開発候補地として調査費が予算計上されたところであります。
本市におきましては、できるだけ開発を決定いただくとともに、早期の整備を図っていただくため、開発候補地の文化財予備調査の実施や工業振興を図るためのシンポジウムを開催するなど、積極的な取り組みを行ってきたところであります。今後も、工業団地開発の重要性をかんがみまして県に対し積極的に働きかけを行ってまいります。
候補地を絞り込んでいく段階におきまして、多方面からの検討のために庁内に各関係課長からなる宅地開発候補地選定検討会というものを設置して、これを3度にわたり開催し、農業振興地域除外の可否、あるいは下水道整備区域、分譲単価などを主な指標といたしまして、現在のところ9カ所まで候補地を絞り込んでおります。
その後、中部地区の合意として倉吉市内への誘致が決まりまして、それを受けて、地形あるいは地理的条件を主体に、交通アクセス等の観点で、水田も含めて幅広く検討し、倉吉市内において7地区の候補地を選定され、有識者による現地視察と検討会を実施してこられたところでありますが、本年5月26日に開催されました平成10年度県市町村行政懇談会において、今後は、有識者会議の結果を踏まえ開発候補地を尾田、中河原及び和田の3
その結果、平成9年度に水源調査を行うとしていたことについて、開発候補地の中から地質・地下水調査等を実施する地区を絞り込むに当たって、都市計画等土地利用計画あるいは道路等産業基盤の整備計画等の今後の方針について、十分な協議検討を行う必要があること、また、地質・地下水調査に当たっては一定の工期が必要であることから、工事完了までの工期の不足が予想されるとして、平成10年度に改めてこの地質・地下水調査を行うこととして